くも膜下出血を乗り越えて

この体験談で、読んだ人が、くも膜下出血の初期症状に気付けたり、身近にいるくも膜下出血の患者の手助けになるヒントがあればと思い書き始めました。

発病①

7月18日。

この日は遅番の勤務で20時半まで仕事でした。

閉店業務しながら、スタッフと何気ない会話をしました。

そのスタッフは50代前半の主婦。偏頭痛持ちで、頭痛はツライよね〜。なんて会話をしました。

自分は、この2週間、ずーっと止まない頭痛が続いていて、寝付く寸前まで痛さを感じていました。

でも、薬を飲むほどではナイ。我慢出来る程度。

『いやー。頭痛は怖いよねー。マジで脳ドック行こうかな。』スタッフも『私も受けようかな』なんて会話をしました。

無事、何事もなく閉店。

 

次の日・・・。

 

7月19日

 

もぅ、朝か…。

仕事の仕度も終わったし、そろそろ家を出るか…。

ダリィなぁ。って、思いながら、両手を上げて、ギュ~って伸びをした。

 

その時。

 

足元から頭に向かって、もの凄いスピードで何かが駆け上がるモノを感じた。

カーンッ❗❗

音で表現すると、こんな感じ。

 

一瞬、グラッとくる目眩。

そして、すぐさま来る、吐き気。

激しい頭痛。

 

『ヤバっ。ヤッた。絶対にヤッた』

直感で思った。

 

今までの頭痛は後頭部。

今回は、こめかみ。

例えるなら、スゲー力で、アイアンクローをされてる感じ。
f:id:nekoakira5963:20211026160415j:image

万力で、頭を潰されてる感じ。

 

でも、仕事に行かなきゃ…。

とりあえず、車を運転して会社に向かう。

運転席に乗った瞬間に激しい吐き気。

まぶたが重い…。目を閉じたい…。

激しい頭痛。

 

車を走らせて20分。普通に会社に到着。

会社に着いたら、体調は、だいぶ楽になっていた。

でも、眠たい感じ。相変わらず、まぶたが重い。

この感じ、めっちゃ二日酔いに似てる。

 

会社の駐車場に着いたら楽になったし、冷静にいられるウチに総合病院に電話をしました。

 

体験談ポイント

●一説によると、『バットで殴られた様な痛み』らしい。さすがに、バットで殴られた経験はナイので、私はアイアンクローでした。